人にプラスの影響を与える

自分なんて、人にプラスの影響を与えるような人物ではない。

あなたがもし、少しでもそのように感じているのだとしたら、ぜひこのまま読み進めていただきたいと思います。ぼくがお伝えしたいプラスの影響とは、「変化」のようなものです。そもそも、人は社会に生かされていると思うんですね。

例えば、誰もいませんという世界でいくら「自分が大事」と言ったとしても、一人でいたら寂しいですし、どうしても一人がいいという人は、ほとんどいないのではないでしょうか。誰も食物をつくってくれなかったら、食べていけなくなりますし、たった一人だけで生きていったとしても、心から楽しさや幸せを感じることは難しいと思います。

結局、社会があって全てのことが成り立っているので、他者性を意識せずに生きることは困難です。だからこそ、ぼくは社会や人にいい影響を与えたり、いい変化を与えたり、インスパイアを与えた方がいいんじゃないかなと考えています。それから、これはぼくが感じていることですが、人から何かを貰うことや、自分だけが得をすることなど、自分視点だけで物事を考えている人が多い気がするんですね。

自分が世界を変えるとまではいかなくとも、自分の発信によってその場の空気を変えたり、人にプラスの影響のようなものを与えたり、誰かの人生にきっかけを与えるということを、真剣に考えている人は意外に少ないのではないかと感じています。

例えば、ぼくはいつも「変化しろ」ということをお伝えしているのですが、なぜ変化することが大事なのかというと、自然の摂理だからです。細胞は放っておいても入れ替わりますし、地球だって勝手に回っていますよね。同じ空だとしても、雲や風の動きなどは変化するので、確実にいつも違う青になります。

ぼくのオフィスから代々木公園が見えるのですが、代々木公園そのものは変わらなくても、春は桜が咲いたり、初夏は新緑で生い茂ったり、たり、秋は紅葉で美しく彩られるなど、必ず変化するものです。

つまり、変化は自然の摂理といえます。もっというと、変化することは決まっていることなのです。ということは、極端にいうと、プラスかマイナスに変化するしかないんですね。だとしたら、マイナスに変化するのではなく、プラスに変化した方がいいんじゃないか。人に対しても、プラスの影響のようなものを与えた方がいいんじゃないかという考えなのです。

それは、学びを与えることかもしれませんし、現状をより良くすることかもしれません。もしくは人を喜ばせたり、インスパイアを与えたり、価値観に変化を起こすことかもしれません。ぼくは、このようにして相手に対して何かプラスになることを毎回する人が、成功しないはずはないと考えているのです。ぼくの場合、ご飯を食べにレストランへ行ったときも「どうやったらプラスの影響を与えることができるのか」を考えたりしています。

普通、お客さんとしてレストランに行くと、お金を支払うんだからサービスしてもらうのが当たり前という感じですが、ぼくはむしろ盛り上げるようにしているんですね。例えば、美味いワインを提供するレストランで注文をするときに、ぼくは「重ための赤で。あとはお兄さんにお任せします」というように、ざっくりとした注文をするのですが、そうすると店員さんは料理に合うワインを一生懸命考えてくれます。

それで、ワインを持ってきてくれて飲んだときに、「ヤバいね」「うわ、センスいいね」「分かってるな~、お兄さんに頼んで良かった」などと言うと、喜んでもらえたり嬉しそうにしてもらえる機会が多いのです。

あなたがもし、この店員さんだったらどう感じますか?

自分なりに選んだワインで、お客さんから喜ばれたらやっぱり嬉しいですよね。

自分だからできたというものに、人は喜びを感じるという考えなんですね。おそらく店員さんは、こだわりをもってワインを選んでくれたはずですし、そこをダイレクトに褒めることをぼくは意識しているのです。そういったことが循環していくと、結果としていい社会になると感じますし、そのようなことなら日常レベルからすぐに始めることができると思います。相手に感謝を伝えることでも構いません。どんなときも、相手の視点に立って生きていくことが非常に大事です。

あなたは日頃、周りにどんな影響を与えていますか?今まで意識してこなかったのであれば、この機会にぜひ人にプラスの影響、変化を与えるとはどういうことなのか考えてみてください。

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